2022年2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから、既に3年以上が経過しました。
この間、世界各国が人道的観点からウクライナ避難民の受け入れを進める中、日本も例外ではありませんでした。出入国在留管理庁の最新データによると、2025年6月30日現在、日本には1,936人のウクライナ避難民が滞在しており、これまでの累計入国者数は2,798人に達しています。
カテゴリー: 世界の社会課題
気候変動×健康被害:熱波・豪雨が私たちの身体に与える影響
近年の異常気象は、地球温暖化による気候変動が私たちの生活と健康に深刻な影響を及ぼし始めていることを実感させます。
特に夏の猛暑(熱波)や記録的な豪雨といった極端現象は、日本でも世界でも頻度と深刻さを増しつつあり、それに伴って健康被害も拡大しています。
気温の上昇による熱中症の増加、豪雨や洪水による負傷・感染症リスクの拡大、さらにはアレルギー疾患の悪化や精神的ストレスの増大など、気候変動が引き起こす健康への影響は多岐にわたります。
今回の記事では、日本と世界(特にアジアや欧州)の両視点から、これら気候変動に関連する健康被害の現状と将来予測を、最新データと科学的根拠に基づいて解説します。
“気候変動×健康被害:熱波・豪雨が私たちの身体に与える影響” の続きを読む【外国にルーツを持つ子どもたち】言葉の壁を超え、学びの光を
序章:社会の“見えにくい子どもたち”に光を当てる
私たちの社会には、普段の生活ではなかなか目に留まらない子どもたちがいます。
教室の片隅で、言葉が分からずにうつむいている子ども。休み時間も一人で過ごし、自分の気持ちを表現できずにいる子ども。
彼らは皆、日本に暮らす外国にルーツを持つ子どもたちです。彼らは周囲から見えにくい存在かもしれませんが、その心の中には不安や孤独、そして助けを求める声が潜んでいます。
SDGs達成まであと5年:その進捗と市民に求められるアクション
1. SDGsの進捗状況:折り返し地点で見える停滞
2025年現在、持続可能な開発目標(SDGs)は達成期限の2030年まで残り5年となりました。
しかし最新の国連報告によれば、その進捗は非常に厳しい状況です。SDGsの169あるターゲットのうち、予定通りに進んでいるのはわずか17%に過ぎず、3分の1以上は進展が停滞、あるいは後退していることが明らかになっています。
特に新型コロナウイルス感染症の長期化、地域紛争の激化、地政学的緊張や気候変動の深刻化が世界的な足かせとなり、2015年に掲げた目標への道のりが大きく狂わされました。
【異常気象】時代に備える:気候変動と災害支援のこれから
気候変動によって異常気象が世界各地で頻発し、その被害が深刻化しています。
近年、地球の平均気温は産業革命前に比べて約1.1℃上昇しており、2015~2022年は観測史上もっとも暑い8年間となりました。
その結果、かつては稀だった極端な気象現象が各地で立て続けに起こり、「異常気象」がもはや異常ではない時代に入りつつあります。実際、豪雨による洪水や干ばつ、熱波などが毎年のように各大陸で発生し、その経済的損失も増大しています。
