2024年8月時点
NPO法人ロシナンテスは、医療施設や医師が不足している発展途上国で医療支援を行う団体です。2002年に川原尚行が外務省医務官としてスーダンに赴任し、内戦中の同国で苦しむ人々を目の当たりにしたことが活動のきっかけとなりました。
川原は外務省を辞職し、2006年に「ロシナンテス」を設立、以降スーダンやザンビアで医療支援活動を展開しています。
ロシナンテスの主な活動は、巡回診療、診療所の建設、給水所の整備、学校建設、栄養改善など多岐にわたります。これにより、現地の人々が自ら医療を持続できる仕組みを構築しています。具体的には、医療機材やスタッフの確保、有料診療による自立支援、古井戸の改修、栄養補助支援などを行っています。特にスーダンでは、無医村地域での巡回診療を通じて、地域の人々と信頼関係を築き、継続的な医療支援を提供しています。
ロシナンテスのミッションは、医療が届かない地域に医療の仕組みを整備し、一人でも多くの命を救うことです。ビジョンは、支援した地域の人々が医療を自らのものとし、地域内で持続可能な医療が根付く世界を目指しています。また、目の前で困っている人を助け、家族や地域の和を大切にし、一人はみんなのために、みんなは一人のために活動するという理念を掲げています。
ロシナンテスの名前は、小説「ドン・キホーテ」に登場するロシナンテから来ています。個々は小さくても、集まれば大きな力になるという思いが込められています。活動の背景には、スーダンの人々が持つ人間性や資源の可能性を信じ、支援を続けているという歴史があります。
ロシナンテスの活動は、皆さまのご支援によって支えられています。医療支援を通じて、一人でも多くの人々が健やかに生きられる世界の実現を目指しています。
「寄付をするなら」こんな人におすすめ!
- 継続的な支援を通じてプロジェクトの持続可能性を高めたい人
- 発展途上国の医療支援に関心がある人
- 貧困地域での包括的な保健事業を支援したい人
- 医療施設の建設や整備に貢献したい人
- 栄養改善や給水所の設置などの生活改善プロジェクトを応援したい人
- スーダンやザンビアのような特定の地域に対して支援を行いたい人
- 災害や紛争地域での人道支援活動に興味がある人
- 医療を通じて地域社会の自立を支援したい人
- 国際協力や開発援助に積極的に関わりたい人
- 社会貢献を通じて人々の生活を向上させたいと考える人
活動理念/ビジョン/ミッション
ミッション
使命・役割
病院が無いなどの理由で、必要な保健医療が受けられない地域に、医療が届く仕組みを整備することで、一人でも多くの命を救う。 そして、誰もが健やかに生きることができる環境をつくる。
ビジョン
目指す将来像
支援した地域の人たちが、「医療」を自分たちのものとし、
地域の人たちだけで医療を継続できる仕組みが根付いている世界。
バリュー
活動理念
・目の前で困っている人を助ける
・家族の絆と地域の和を大切にする
・一人はみんなのために、みんなは一人のために
主な活動
ロシナンテスは、医療が行き届かない発展途上国で医療支援を行うNPO法人です。
主にスーダンとザンビアで活動し、医療施設のない村々を回る巡回診療や、診療所の建設を通じて現地の人々に医療を提供しています。
また、給水所の設置や古井戸の改修を行い、安全な水の供給を確保しています。さらに、栄養改善事業として、国連WFPと協働し、乳幼児や妊産婦に栄養補助を提供しています。学校の建設や教育支援も行い、地域の持続可能な発展を目指しています。東日本大震災や熊本地震などの災害時には緊急支援活動を展開し、日本国内でも医療や生活支援を行っています。
ロシナンテスは、現地の人々が自立して医療を継続できる仕組み作りを目指し、多岐にわたる包括的な支援を提供しています。
その他情報
団体概要
団体名 | 特定非営利活動法人 ロシナンテス 略称:認定NPO法人 ロシナンテス |
所在地 | 〒802-0082 福岡県北九州市小倉北区古船場町1番35号 北九州市立商工貿易会館 7F |
設立 | 2006年5月1日 |
役員 | 理事長川原 尚行副理事長竹中 賢治理 事片山 憲一理 事高山 義浩理 事武藤 義博理 事海原 六郎理 事星野 賢一郎監 事樋上 弥寿子監 事神尾 康生 |
事務所 | 北九州本部(福岡県北九州市)、東京事務所(東京都新宿区) スーダン事務所(スーダン共和国ハルツーム州) ザンビア事務所(ザンビア共和国ルサカ州) |